
一年目より、三年目の差で選ぶ。
へたりにくさにこだわった日本製の極厚ラグ

秋が深まり、朝晩の冷え込みを感じる季節。そろそろ、リビングのラグやこたつを冬仕様に替えようかと考える頃ですね。
ところで、こんな経験はありませんか?
「厚手のラグを買ったのに、座ると床の硬さを感じる」
「最初はふかふかだったのに、すぐにへたってしまった」
毎日使うものだからこそ、座り心地のよさは長く続いてほしいものです。
私たちビッグモリーズが作った「マイクロボア」は、そんな思いから生まれたオリジナル商品。何度も試作を重ねながら、納得できる弾力とへたりにくさを追求しました。
今回は、このラグに込めたこだわりと、秋冬の暮らしを心地よくする工夫をご紹介します。
1. 家具屋がラグに求めたのは、長く続く座り心地
ラグを選ぶとき、何を基準にしていますか?
色や柄、肌触り、サイズ、そして価格。
どれも大切なポイントですが、床に座ることが多いご家庭では、もうひとつ考えていただきたいことがあります。
それが、体を支えるクッション性です。
たとえば、ソファを選ぶとき。
見た目が気に入っても、座り心地が悪かったり、クッションがすぐにへたってしまったりすると、残念ですよね。
ラグも同じだと思うのです。
表面がふわふわでも、座ると床の硬さを感じる。最初はボリュームがあっても、数か月使ううちにいつも座る場所だけ薄くなってしまう。
そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちは、ラグを単なる床の敷物ではなく、床で過ごす人の体を支える、ひとつの家具のようなものだと考えています。
特に、こたつやローテーブルを囲んで過ごすご家庭では、ラグの上に座る時間が長くなりがちです。
だからこそ、見た目の厚みだけでなく、座ったときにしっかり体を受け止めること。そして、その心地よさができるだけ長く続くことを大切にしたいと思いました。
そんな考えから生まれたのが、ビッグモリーズのオリジナル「マイクロボア」です。

2. 何度も試作を重ね、製造メーカーまで変更した理由
マイクロボアは、最初から今の形だったわけではありません。
理想とする座り心地を求めて何度も試作を重ね、ときには製造メーカーを変更することもありました。
私たちが特にこだわったのは、弾力とへたりにくさの両立です。
柔らかすぎる厚敷ラグは、座ったときに体が沈み込み、床の硬さを感じやすくなります。
反対に、硬すぎると、くつろぐには物足りない感触になります。
さらに、購入したときは気持ちよくても、毎日使ううちにクッション性が失われてしまっては意味がありません。
座ったときにはふっくらとしていながら、内部ではしっかりと体を支えてくれる。そんなバランスを目指しました。
家具を扱っていると、椅子やソファのクッション材によって座り心地が大きく変わることを実感します。
ラグも、見えない部分の素材選びが大切なのではないか。
そう考え、厚みや硬さ、素材の組み合わせを検討しながら、試作を繰り返してきました。
3. 25mm厚の高反発ウレタンが生み出す、しっかりとした弾力
マイクロボアの座り心地を支えているのが、内部に使用した高反発ウレタンです。
採用しているのは、国産の25mm厚・185ニュートンの高反発ウレタン。
「ニュートン」はウレタンの硬さを表す指標で、一般的には数値が大きいほど硬めの感触になります。
185ニュートンは、しっかりとした硬さを持つウレタンです。
ただし、硬いだけでは心地よいラグにはなりません。
マイクロボアでは、高反発ウレタンにポリエステルわたを組み合わせることで、表面のふっくらとした感触と、内部の支持力を両立させています。
床の硬さを感じにくい、底付き感を抑えた構造
薄手のラグや、柔らかな中綿を中心に作られたラグでは、座ったときにクッションが大きくつぶれ、床の硬さが伝わってくることがあります。
これを「底付き感」といいます。
マイクロボアは、高反発ウレタンが体の重みを受け止めるため、こうした底付き感を抑えやすい構造です。
また、体が深く沈み込みすぎないことで、座ったときの圧力が一部分に集中しにくい状態を目指しています。
床の上でテレビを見たり、子どもと遊んだり、こたつでくつろいだり。
そんな日常の場面で、しっかりとしたクッション性を感じていただけると思います。
へたりにくさにも自信があります
ラグは、人が座るだけでなく、歩いたり、寝転んだり、膝をついたりと、日常的に負担のかかるものです。
高反発ウレタンの弾力は、繰り返し体重がかかる場所で、形を戻そうとする働きを持っています。
もちろん、どんなクッション材でも、使い続ければ少しずつ変化します。使用頻度や体重のかかり方によっても異なるため、何年間へたらないと断言することはできません。
それでも、弾力とへたりにくさは、私たちが試作を重ねて特にこだわった部分です。
購入したときの心地よさだけでなく、長く使うことを考えたラグとして、ぜひ知っていただきたいと思います。

4. 秋冬にうれしい、マイクロボアのなめらかな肌触り
中身のクッション性と同じくらい大切なのが、肌に触れる表面の生地です。
マイクロボアには、ポリエステル100%の「マイクロシールボア」を使用しています。
きめ細かな起毛生地で、なめらかで柔らかな触り心地が特徴です。
寒い朝、素足で触れるフローリングは、ひんやりと感じられるもの。
そんなとき、足元に柔らかな起毛ラグがあると、それだけでほっとしますね。
起毛生地は、毛足の間に空気を含みやすく、触れたときの冷たさを感じにくい特徴があります。
マイクロボアは、そんな生地の柔らかさと、内部のウレタンの弾力を組み合わせています。
表面はなめらかに、内部はしっかりと。
寒い季節に床で過ごす時間を、心地よくしてくれる組み合わせです。
インテリアになじむ2色
カラーは、ベージュとダークブラウンの2色です。
ベージュは、明るくやさしい印象。ナチュラルオークなどの木製家具や、北欧テイストのお部屋によくなじみます。
ダークブラウンは、落ち着きのある色合い。ウォールナットの家具や、シックなインテリアとも相性がよいカラーです。
どちらも主張しすぎない色なので、こたつ布団やクッションなど、ほかのファブリックとも合わせやすいと思います。


5. こたつの下に敷くと、暖かさと座り心地が変わる
マイクロボアは、秋冬のこたつ敷き布団としておすすめです。
こたつを選ぶときには、テーブルの大きさや掛け布団のデザインに目が向きがちですが、実は下に敷くものも大切です。
特にフローリングのお部屋では、こたつの中が暖まっても、お尻や脚の下から床の冷たさが伝わってくることがあります。
そんなときに役立つのが、厚みのある敷き布団です。
床から伝わる冷たさを和らげる
マイクロボアに使用しているウレタンフォームは、内部に細かな気泡を含んでいます。
この構造によって熱が伝わりにくく、冷たい床との間に断熱層を作る役割があります。
そのため、薄手のラグに比べて、床からの冷たさを和らげることが期待できます。
また、こたつで十分に暖まったあと、電源を切っても、床への熱の逃げ方を抑えることで暖かさが比較的残りやすくなります。
こたつで長く座るからこそ、クッション性が大切
こたつで過ごす時間は、つい長くなりがち。
テレビを見たり、本を読んだり、家族とおしゃべりしたり。
そんなとき、お尻の下にしっかりしたクッション性があると、床の硬さを気にせずくつろぎやすくなります。
暖かさと座り心地。
その両方を大切にしたい方に、おすすめしたい組み合わせです。

6. 子どもとの時間も、来客のときも。床で過ごす暮らしに
ラグは、ただお部屋に敷いておくものではありません。
子どもが遊ぶ場所になったり、家族がくつろぐ場所になったり。
ときには、お客様を迎える場所にもなります。
小さなお子さんのいるご家庭に
リビングを走り回るお子さまの足音や、手に持っていたおもちゃを落としてしまった物音は、思いのほか階下に伝わりやすいものです。
マイクロボアは、厚みのあるウレタンがこうした足音や物音を吸収し、階下に響きにくくします。集合住宅にお住まいのご家庭でも、安心してお使いいただけます。
お客様を迎えるときにも
ご家族や友人が、思いがけず泊まることになった。そんなときも、マイクロボアはこれ一枚でお布団がわりにお使いいただけます。
高反発で体圧を分散してくれるので、床の硬さを感じにくく、ゆっくり休んでいただけます。普段はこたつ敷きやラグとしてお使いいただき、必要なときだけお布団として。別にお布団をしまっておく場所も要りません。
年齢を重ねた方にも
床で過ごすことが多い方にとっても、クッション性のあるラグは便利な場合があります。
硬い床との接触を和らげ、日常のちょっとした衝撃を軽減する助けになります。
※転倒によるけがを防ぐものではありません。厚手のラグは端が段差になるため、つまずきには注意してください。

7. 手頃な厚敷きラグと、何が違うのでしょうか
マイクロボアは、ホームセンターや量販店で販売されている一般的な厚敷きラグに比べて、価格が高めです。
たとえば、190×190cmサイズは税込28,300円(2026年10月時点)。
ラグ一枚にこの金額をかけるべきか、迷われるのも自然なことだと思います。
私たちも、価格は大切な選択基準だと考えています。
手頃な価格のラグには、気軽に買い替えられることや、季節ごとに色柄を楽しめることなど、よいところがあります。
汚れたらすぐに洗いたい方や、短い期間で模様替えを楽しみたい方には、そうした商品のほうが合っているかもしれません。
そのうえで、私たちがマイクロボアで大切にしたのは、座り心地とへたりにくさを重視した素材選びです。
同じ「厚手ラグ」でも、中綿を中心に厚みを出したものと、しっかりした高反発ウレタンを使用したものでは、座ったときの感触が異なります。
マイクロボアは、内部のクッション材にこだわり、日本国内で製造している商品です。
何度も試作を重ね、製造メーカーを変更しながら、今の仕様にたどり着きました。
もちろん、高価だから必ずよいというわけではありません。
大切なのは、その違いが自分たちの暮らしにとって必要かどうかだと思います。
長く使うことを考えた選び方
ラグは、買い替えるのも意外と大変なものです。
家具を動かして敷き直したり、大きなラグを処分したり。
まだ見た目はきれいなのに、クッションがへたったから買い替えるのは、少し残念ですよね。
私たちは、できるだけ長く心地よく使えるものを選ぶという考え方も、大切にしたいと思っています。
もちろん、マイクロボアも永久にへたらないわけではありません。
使用頻度や環境によって経年変化は生じます。
それでも、買ったときの印象だけでなく、その先の使い心地まで考えて作った商品です。
価格の安さだけではなく、素材や構造、長く使うことへの考え方にも目を向けていただけたら、うれしく思います。
8. 日本製へのこだわり。見えない部分こそ大切に
マイクロボアは、日本国内で製造しています。
ただ、日本製という表示だけで、すべての品質が決まるわけではありません。
私たちが大切にしているのは、どのような素材を使い、どのような使い心地を目指して作られているかということです。
マイクロボアラグの表面にはマイクロシールボア、中にはポリエステルわたと高反発ウレタン、裏面には綿100%のシーチング生地を使用しています。
見た目だけではわかりにくい部分ですが、こうした素材の組み合わせが、座り心地を支えています。
家具屋として商品を選ぶとき、私たちは表面の美しさだけでなく、内部の構造や素材にも目を向けています。
椅子やソファと同じように、毎日使うものほど、見えない部分の品質が大切になるからです。
私たちがオリジナルラグを作る意味も、そこにあります。
特別なデザインや目立つ機能ではなく、毎日の使い心地を大切にすること。
そんな考え方を形にしたラグです。

9. 長く気持ちよく使うために。お手入れと湿気対策
マイクロボアを快適に使っていただくために、お手入れについてもお伝えしておきたいと思います。
普段のお手入れ
マイクロボア本体は洗濯できません。
普段は掃除機でほこりや髪の毛を取り除き、清潔に保つようにしてください。
起毛生地は強くこすると毛並みが乱れることがあるため、やさしくお手入れするのがおすすめです。
湿気にも注意しましょう
厚手ラグをフローリングに敷きっぱなしにしていると、床との間に湿気がたまる場合があります。
特に冬は、暖かい室内と冷たい床との温度差によって結露が生じることもあります。
湿気がこもると、カビの原因になるため、ときどきラグをめくって床の状態を確認し、風通しのよい場所で陰干ししてください。
また、厚手ラグは床との摩擦や素材の相性によって滑りやすくなることもあります。
必要に応じて、床材に適した滑り止めを併用すると安心です。
10. マルチカバーと綿麻ラグ。暮らしに合わせた使い分け
せっかく気に入ったラグなら、できるだけきれいに、長く使いたいものですね。
そんなときにおすすめしたいのが、マルチカバーの併用です。
汚れが気になる場所には、マルチカバー
小さなお子さんがいたり、リビングで食事をしたりするご家庭では、飲み物や食べこぼしによる汚れが気になることもあります。
マイクロボアは丸洗いできないため、上から洗えるマルチカバーを掛けておくと、本体を汚れから守りやすくなります。
カバーを取り外してお手入れできれば、日常使いもしやすくなりますね。
また、カバーを替えることで、お部屋の雰囲気を変える楽しみもあります。
秋冬にはマイクロボアのなめらかな肌触りをそのまま楽しみ、汚れが気になるときにはカバーを重ねる。
暮らしに合わせて使い分けていただければと思います。
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春夏には、綿麻ふっくらラグもおすすめ
マイクロボアは、秋冬にうれしい起毛生地のラグですが、暑い季節には、さらっとした素材を好む方も多いと思います。
そんな方にご紹介したいのが、当店のオリジナル商品「綿麻ふっくらラグ」です。
こちらは、綿麻素材のナチュラルな風合いと、ナチュラルな肌触りが魅力。
高反発ウレタンによるクッション性を備えながら、マイクロボアとは異なる軽やかな感触を楽しめます。

11. 今年の秋冬は、床から心地よいリビングに
秋が深まり、朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってくる頃。
こたつを出し、暖かな飲み物を用意して、家族でゆっくり過ごす。
そんな何気ない時間が、心地よく感じられる季節です。
私たちがマイクロボアで実現したかったのは、特別な機能をたくさん付けることではありません。
毎日座る場所が、気持ちのよい場所であること。
床の硬さを感じにくく、しっかりとした弾力があること。
そして、その心地よさができるだけ長く続くこと。
何度も試作を重ね、製造メーカーを変更してまでこだわったのは、そんな当たり前のようで、実は難しい部分でした。
マイクロボアは、決して安価な商品ではありません。
それでも、毎日の座り心地を大切にしたい方や、へたりにくい厚敷きラグを探している方には、ぜひ知っていただきたい商品です。
お気に入りのこたつや家具と一緒に、長く心地よく使っていただけたら。
そして、ご家族が自然と集まるリビングの一部になれたら。
家具屋として、それ以上にうれしいことはありません。
今年の秋冬、床の上で過ごす時間を、少し心地よいものに。
ビッグモリーズのマイクロボアが、そんな暮らしづくりのお役に立てれば幸いです。

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