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「DIYが苦手だけど椅子を直したい」そんな方に知ってほしい張り替えサービスの話

椅子の座面に、そっと手を置いてみてください。

生地がところどころ薄くなっていたり、座ると「ふわん」ではなく「ぺたん」とした感触が返ってきたり。長年使ってきた椅子ほど、そういう小さなサインを出しているものです。
でも、「まだ座れるし」「愛着があるし」と、そのまま使い続けている方も多いのではないでしょうか。

当店では以前から、椅子の張り替えに必要な生地やウレタンをセットにした「張り替えキット」を販売してきました。
ご自宅の工具箱にタッカーを常備して、季節ごとに椅子の表情を変えて楽しんでくださる方、思い出の椅子を自分の手で蘇らせる達成感を味わってくださる方など、たくさんのお客様に張り替えキットをご利用いただいています。

ただ、キットの販売を続ける中で、私たちのもとにはこんな声も少なからず届くようになりました。

「興味はあるけれど、自分で張り替える自信がない」 「タッカーという道具を使ったことがなくて不安」 「一度挑戦してみたけれど、生地にシワが寄ってしまってうまくいかなかった」

こうした声にお応えする形で始まったのが、座面だけを当店にお送りいただき、張り替え作業をまるごとプロにお任せいただけるサービスです。
この記事では、まず当店の張り替えキットについて改めてご紹介しながら、DIYが苦手な方のために生まれた「プロにおまかせ」サービスの内容を、じっくりとお話ししていきたいと思います。読み終える頃には「うちの椅子も、直してみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。


1. 椅子を「買い替える」ではなく「直す」という選択肢

椅子の座面がへたってきたとき、多くの方がまず思い浮かべるのは「そろそろ買い替え時かな」ということだと思います。
もちろん、それもひとつの正解です。新しい椅子には新しい椅子の魅力がありますし、ライフスタイルが変わったタイミングで一新するのも素敵な選択です。

ただ、私たちが張り替えキットの販売やプロによる張り替えサービスを続けている理由のひとつに、「まだ使える椅子を、簡単に手放してほしくない」という思いがあります。

椅子というのは、古いものほど特に、脚や背もたれ、フレームの部分は無垢材や合板でしっかり作られていることが多く、木部そのものは何十年と使い続けられる強度を持っているものがほとんどです。傷んでいるのは、座面の生地とクッション材、そしてその下の座板やベルトといった、いわば椅子の「内側」の部分だけ、というケースが実はとても多いのです。

木部がしっかりしている椅子を、座面の傷みだけを理由に手放してしまうのは、資源という観点から見ても少しもったいない話です。
まだ十分に使える木材を廃棄せず、必要な部分だけを新しくして使い続ける。これは、最近よく耳にする「サステナブル」や「エコ」といった言葉が広まるずっと前から、家具屋という仕事に携わる私たちが大切にしてきた考え方でもあります。

一脚の椅子を最後まで使い切ることは、単純に環境への負荷を減らすというだけでなく、「ものを大切にする」という気持ちを暮らしの中に取り戻すことでもあると、私たちは考えています。
壊れたら捨てる、ではなく、壊れたら直す。その選択肢がすぐそばにあるということを、まずは知っていただきたいのです。

2. 当店の張り替えキット―まずはDIYという選択肢のご紹介

当店が最初に製品化したのは、ご自宅で椅子の張り替えに挑戦していただける「張り替えキット」でした。表生地・ウレタン・不織布がセットになっているので、材料をあれこれ揃える手間がなく、届いたその日から作業を始められるのが特徴です。

生地は、業務用にも使われる丈夫な国産合皮のセットや、ナチュラルな風合いの国産キャンバス地セットなど、豊富なカラーバリエーションからお選びいただけます。
柄物や専用生地を組み合わせたい方向けには、ウレタンセットと生地単品を別々に選べるセットもご用意しています。

自分の手で椅子を蘇らせる作業は、思っている以上に楽しいものです。タッカーで生地をパチンと留めていく感覚、少しずつ形になっていく座面、そして完成した椅子に座ったときの達成感。休日にご家族で一脚ずつ担当を決めて張り替える、という楽しみ方をされるお客様もいらっしゃいます。
DIYが好きな方、家具に手をかけること自体を楽しみたい方には、ぜひこのキットからチャレンジしていただきたいと思っています。

【1脚分カット済】表地+ウレタン+不織布のセット レザー
【1脚分カット済】表地+ウレタン+不織布のセット 布(キャンバス地)
生地なし、中材のみのセット
生地単品 モケット 幅67×60cm
生地単品 カフェフォルテ モコモ 幅60×60cm
ウェービングベルト 3.5m (いす約1脚分)

3. 座面の張り替えだけでは終わらない、椅子の中身の話

「椅子の張り替え」と聞くと、表面の生地だけを新しくするイメージを持つ方が多いかもしれません。
実際、生地の色や柄を変えるだけでも椅子の印象はがらりと変わりますし、それも張り替えの大きな魅力のひとつです。

ですが、座り心地そのものを大きく左右しているのは、実は生地の下に隠れている部分です。

椅子の座面は、木製の「座板」の上にウレタンなどのクッション材を乗せ、それを表生地でくるむようにして作られています。
長年座り続けていると、表生地だけでなくこのウレタンが徐々に潰れて弾力を失っていきます。表からは分かりにくいのですが、座ったときに「底付き感」がある、以前よりも硬く感じる、というのは、たいていこのウレタンのへたりが原因です。

そのため当店の張り替えキットも、プロにおまかせいただく張り替えサービスも、座面の状態にかかわらず表生地・クッション材(ウレタン)・裏張りの不織布をすべて新しいものに交換する仕様にしています。
生地だけを部分的に張り替えるということは行っておらず、座面の中身をまるごとリフレッシュする形です。
少し手間のかかる仕様ではありますが、そのぶん座り心地の変化を実感していただきやすい方法だと考えています。

さらに、椅子の中には座板の代わりに「ウェービングベルト」と呼ばれる帯状のベルトを格子状に張って座面を支えているタイプもあります。このベルトが伸びたり劣化したりすると、座面全体が沈み込むような感覚になり、生地だけを張り替えても根本的な座り心地の改善にはつながりません。
プロにおまかせいただくサービスでは、ウェービングベルトが傷んでいる場合や、ナイロンメッシュ張りになっている場合には、ベルトの張り替えも承っています。

また、木製の座板そのものにひび割れや剥離が見られる場合には、状態に応じて接着による補修や、座板そのものの作り直しを行うこともあります。
座面の見た目だけでなく、椅子を支える構造そのものにまで手を入れられるというのは、実店舗で長年椅子の張り替えを行ってきた家具屋だからこそご提案できる部分かもしれません。

4. 「自分ではできない」という声から生まれた、プロにおまかせサービス

張り替えキットのご注文をいただく中で、「自分で挑戦してみたい」という声と同じくらい多く届いたのが、「興味はあるけれど、自分では難しそう」という声でした。

タッカーという道具に馴染みがない方にとって、生地をピンと張りながら等間隔に留めていく作業は、思っている以上にハードルが高いものです。
実際に「一度挑戦してみたけれど、生地にシワが寄ってしまった」「途中で心が折れて、座面がそのまま部屋の隅に置いてある」というお話を伺うこともありました。

そうしたお客様の声にお応えする形で始まったのが、椅子本体はご自宅に置いたまま、外した座面だけを当店にお送りいただき、張り替え作業をまるごとプロにお任せいただけるサービスです。
DIYの道具を揃える必要も、失敗を心配しながら作業する必要もありません。届いた座面をいすに取り付けるだけで、まるで新品のような座り心地が戻ってくる。
「直したいけれど、自分ではできない」という方にこそ、知っていただきたいサービスです。

サービスの詳細ページはこちらからご覧いただけます。
<座面をお送りください>プロにおまかせ! 椅子の張り替えサービス

5. 当店の張り替えサービスでできること

このサービスでご提供しているのは、椅子の座面1脚分の張り替え作業です。
仕上げ方法は、1枚の生地で座面をぐるりと巻き込むように仕上げる「坊主張り」という方法で、縫製やマチ、ふちどり、ボタンや鋲留めのない、すっきりとしたシンプルな仕上がりになります。

サービスに含まれているのは、次の内容です。

  • 張り替え作業(古い張り材はがし、張り替え、不織布の底張り)
  • 仕上がった座面をお客様のもとへお届けする際の返送送料

反対に、別途ご用意いただく必要があるものは、次の2点です。

  • 表生地・ウレタン・不織布などの材料費(張り替えキットを一緒にご注文いただきます)
  • お客様から座面をお送りいただく際の送料(元払いでお願いしています)

「作業費のみ・材料費別」という表記の通り、こちらのページ単体でのご注文はできません。
もともと販売している張り替えキットの中から、ご希望の生地を含むセットを選び、一緒にカートへ入れていただく仕組みになっています。
つまりこのサービスは、当店の張り替えキットに「作業もお任せできる」というオプションを組み合わせた形、とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

6. ご利用の流れを、STEPごとに詳しくご紹介

初めてこのサービスを利用される方にとっては、「実際にどんな手順で進むのか」がいちばん気になるところだと思います。ここでは、ご注文から完成品のお届けまでの流れを、順を追ってご紹介します。

座面をチェック

まずは、お手持ちの椅子の座面が張り替え可能なタイプかどうかをご確認ください。判断が難しい場合は、写真を撮ってお問い合わせいただければ、当店で確認させていただくことも可能です。

張り替え「お任せ」をカートに入れる

椅子の張り替えサービスを、張り替えたい脚数分だけカートに入れます。例えば4脚分をご依頼される場合は、数量を「4」に設定してください。

張り替えキットをカートに入れて注文

お好みの生地を含む張り替えキットを、必要な脚数分カートに入れてご注文いただきます。キットのみのご注文は、お客様ご自身で張り替えを行う場合の受付となりますので、当店に作業をお任せいただく場合は、必ずこの「お任せ」ページの商品もカートに入っていることをご確認ください。

座面をお送りいただく

ご注文完了後、当店からメールにて座面の送付先をお知らせします。椅子の裏側からネジを外して座面を取り外し、簡易梱包でお送りいただきます。段ボールやプチプチで、座板が割れない程度に包んでいただければ大丈夫です。取り外したネジは、後で座面を取り付ける際に必要になりますので、なくさないよう保管しておいてください。

工房での張り替え作業

当店の工房に座面が届きましたら、古い張り材を剥がし、ウレタンの交換、表生地の張り替え、そして裏面の底張りという工程を進めていきます。この間、座板の状態に応じて必要な補修も合わせて行います。

お届け

仕上がった座面をお客様のもとへお届けします。到着後、椅子に取り付けていただければ完了です。座面到着後、発送までの目安はおよそ10日程度となっています。

7. 座面をチェック!ご依頼前に確認したい3つのポイント

注文の前に、ぜひ次の3つを確認してみてください。これは、キットを使ってご自身で張り替える場合にも共通して確認していただきたいポイントです。

1. 座板を取り外せますか?
椅子の裏側からネジで座面が固定されているタイプであれば、多くの場合取り外し可能です。座面を外せない構造の椅子は、残念ながら張り替えをお引き受けできません。

2. 座板が木製ですか?
合板やMDFであれば問題ありません。プラスチックなど木製以外の座板の場合は、生地を留めるためのタッカーが使えないため、張り替え不可となります。また木製であっても、複雑な形状の座板は対応できない場合がありますので、その際はお気軽にお問い合わせください。

3. サイズは規定内ですか?
座面の幅55cm×奥行45cm×厚み5cm以内であることをご確認ください。幅・奥行ともに、いちばん広い部分をまっすぐ測っていただくのがポイントです。

この3つを確認していただくだけで、ご依頼いただけるかどうかの大枠が分かります。判断に迷う場合は、座面を斜め上から撮影した写真を添えてお問い合わせいただければ、当店でも確認させていただきます。

8. 張り替えができない座面もあります

椅子の構造によっては張り替えをお引き受けできないケースもあります。

  • 椅子本体から座面を取り外せないタイプ(座面と本体が一体になっているもの、本体に直接生地を留めているものを含む)
  • 座面がフレーム枠にぴったりとはまり込んでいるタイプ(張り替え後にサイズが合わなくなる可能性があるため)
  • 座板がプラスチックや金属などの木製以外の素材でできているもの
  • マチ(座面の高さ)が6cm以上あるもの
  • ミシン縫いが施されているもの
  • 鋲留めの装飾があるもの
  • 座板の形状が極端に立体的、あるいは複雑なもの

これらに当てはまる場合、生地を美しく巻き込むことが難しかったり、仕上がり後にサイズが合わなくなってしまったりするため、品質を保証できる形でお渡しすることが難しくなってしまいます。
もし判断に迷われる場合は、無理にご注文いただくよりも、事前に写真を添えてご相談いただくのがいちばん確実です。

9. 座板の状態によって必要になる追加加工のお話

座面が当店に届いた後、実際に状態を確認してみると、事前には分からなかった傷みが見つかることもあります。そうした場合には、必要に応じて追加の加工をご案内させていただくことがあります。座り心地に直結する部分でもあるので、ここで少し詳しくご紹介します。

座板に割れ・剥離・傷みがある場合

軽微な剥離であれば、剥離部分を接着して補修します。接着では直せないほど傷みが進んでいる場合には、座板そのものを新しく作り直すご案内をしています。もともと立体的にカーブしている座板であっても、作り直す際にはすべて平らな板に仕上げる形になります。

座板がウェービングベルトの場合

座板の代わりにウェービングベルトやメッシュで座面を支えているタイプの椅子もあります。劣化が見られる場合は、新しいウェービングベルトへの交換をご案内します。メッシュ張りの場合も、交換時はウェービングベルトへの張り替えとなります。

布張りだった椅子をレザー(合皮)に変更する場合

布地とレザーでは通気性の仕組みが異なり、レザーは空気の逃げ道がないため、座板に空気穴をあける加工が必要になります。もともと布張りだった椅子には穴が開いていないため、こちらは無料で加工させていただいています。

こうした追加加工は、すべて「座り心地をきちんと戻すため」に必要な工程です。
表面の生地だけを変えても、内部の劣化が残っていては本当の意味での座り心地の改善にはつながりません。少し費用はかかりますが、椅子を長く気持ちよく使っていただくための工程として、ぜひ前向きに捉えていただければと思います。

詳しい料金についてはこちらでご案内しています >>

10. 生地を選ぶ楽しさ―模様替え感覚で椅子をリメイク

張り替えの魅力は、「直る」ことだけではありません。むしろ、生地を選ぶ時間そのものを楽しみにしてくださるお客様がとても多いのです。これはキットをご自身で使う場合も、プロにお任せいただく場合も変わりません。

当店では、材料セットとして大きく分けてAからCまでの、3つのラインナップをご用意しています。

セットA

座面幅45×45cm以内(レギュラーサイズ)
座面幅55×45cm以内(ワイドサイズ)

セットA:合皮無地 全20色 表生地・ウレタンなどがまるごとセットになった、選びやすいタイプです。業務用にも使われるほど丈夫な国産の合皮で、お手入れのしやすさを重視したい方や、飲食店・店舗などでのご利用にもおすすめです。

セットB

座面幅45×45cm以内(レギュラーサイズ)
座面幅55×45cm以内(ワイドサイズ)

セットB:キャンバス(布)無地 全20色 布ならではのやわらかな質感と、ナチュラルな雰囲気が魅力の国産キャンバス地です。ダイニングやリビングに、ぐっと洒落た印象をプラスしてくれます。

セットC ※ウレタンセットと生地単品の両方をカートに入れてください。

セットC:ウレタンセット+表生地単品 セットA・Bの中に気に入った色がない、という方向けに、柄物や人気の専用生地を単品で組み合わせられるセットです。個性的な柄を選びたい方や、椅子ごとに違う表情を持たせたい方に向いています。

椅子を4脚同じ色でまとめて統一感を出すのも素敵ですし、あえて1脚ずつ違う色を選んで、遊び心のあるダイニングにするのも楽しい選択です。
長年使ってきた椅子の座面がガラリと変わるだけで、部屋全体の印象が驚くほど新鮮になります。家具そのものを買い替えなくても、「模様替えをした」という満足感をしっかり味わえるのが、張り替えという選択肢の面白いところだと感じています。

季節の変わり目に生地の色を変えてみる、というのも素敵な楽しみ方です。夏はさらりとした色合いのキャンバス地、冬は少し落ち着いたトーンの合皮に、というように、季節ごとに椅子の表情を変えていくお客様もいらっしゃいます。

11. 実際にご利用いただいたお客様の声

これまでこのサービスをご利用いただいた方から、うれしいお声をたくさんいただいています。ここでは、その中からいくつかの声をご紹介します。

「以前、別の椅子で張り替えキットを使って自分で挑戦したことがあるのですが、生地の張り具合がどうしても均一にならず苦戦しました。今回は思い切ってプロにお任せしたところ、仕上がりの美しさが全然違って驚きました。次に自分で挑戦するときの参考にもなりそうです。」

「祖母から譲り受けた木製の椅子を、どうしても手放したくなくて相談しました。座板に少し傷みがあったのですが、作り直しの提案をいただき、安心してお任せできました。DIYの知識も道具もなかったので、座面を送るだけで完了するのは本当にありがたかったです。」

「4脚あるダイニングチェアのうち、子どもがよく座る椅子だけがくたびれていました。全部買い替えるのはもったいないと思い、傷んでいる分だけプロにお願いしました。生地の色を少しだけ変えたので、家族の中で『この椅子はぼくの椅子』と分かりやすくなったのも、ちょっとした嬉しい副産物でした。」

「レザー生地に変更したくて相談したところ、座板への穴あけ加工が必要だと丁寧に説明していただけました。仕組みを知らなかったので、そういう理由があったのかと納得しました。仕上がりもとてもきれいで、お手入れのしやすさにも満足しています。」

椅子の状態や理由は皆さまそれぞれですが、共通しているのは「愛着のある椅子を手放さずに済んでよかった」という声が多いことです。私たちも、そうした声をいただくたびに、この仕事の意味を改めて感じています。

12. よくあるご質問

Q. 張り替えキットとプロにおまかせサービス、どちらを選べばいいですか?
DIY作業に抵抗がなく、ご自身のペースで椅子と向き合う時間を楽しみたい方には張り替えキットがおすすめです。一方で、道具を揃えるのが難しい方や、仕上がりの美しさを重視したい方、座板やベルトの状態まで含めてまとめて任せたい方には、プロにおまかせいただくサービスが向いています。どちらの場合も、選べる生地は同じラインナップからお選びいただけます。

Q. 椅子ごと送る必要がありますか?
いいえ、椅子本体を送っていただく必要はありません。座面部分だけを椅子から取り外して、そちらのみをお送りいただければ大丈夫です。椅子の裏側のネジを外すだけで取り外せるタイプがほとんどです。

Q. 生地の色は後から変更できますか?
ご注文時に選んでいただいた生地で作業を進めますので、作業開始後の変更はできません。届いてから「やっぱり違う色が良かった」とならないよう、ご注文前にじっくり選んでいただくことをおすすめしています。

Q. どのくらいの期間で仕上がりますか?
座面が当店に到着してから、発送までおよそ10日程度が目安です。混雑状況によって前後する場合がありますので、余裕を持ってご依頼いただけると安心です。

Q. 座板の状態は送るまで分からないのですが大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。座板の状態は座面が当店に届いてから確認させていただき、追加加工が必要な場合はご連絡の上で進めます。無断で追加料金が発生することはありませんので、ご安心ください。

13. おわりに―椅子を直すということ

椅子の座面を張り替えるという作業は、決して派手なリフォームではありません。見た目が大きく変わるわけでもなく、SNS映えするような劇的なビフォーアフターがあるわけでもない、地味な作業かもしれません。

けれど、毎日何気なく腰を下ろすその場所が、少しふかふかになるだけで、暮らしの中の小さな心地よさは確実に変わります。そして、思い出の詰まった椅子を、買い替えるのではなく直しながら使い続けられるということは、環境にとってもやさしい選択であると同時に、私たち自身の暮らしを少し丁寧なものにしてくれる選択でもあると感じています。

当店はこれからも、張り替えキットを通してDIYの楽しさを届けることを大切にしていきたいと思っています。
そのうえで、「直したいけれど、自分ではできない」という方が一人でも減るように、プロにおまかせいただけるこのサービスも、変わらず丁寧に続けていくつもりです。

サービスの詳細やご注文は、こちらのページからご覧いただけます。
<座面をお送りください>プロにおまかせ! 椅子の張り替えサービス

長年連れ添った椅子が、また新しい気持ちで座れる一脚になりますように。ご不明な点があれば、写真を添えてお気軽にお問い合わせください。

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