学習机の選び方


学習机は何をポイントに選ぶべき?


小学校入学を期に「そろそろ学習机の購入を」と売り場に足を運んでみたものの、さまざまなサイズ・デザインの机に目移りしてしまい、何を買ったらよいのか分からなくなってその日は帰宅…

こういったことは、店頭で接客していてもよくある話です。
今回は家具屋の目線から、学習机を選ぶ際、押さえておいてほしい5つのポイントをお伝えしたいと思います。

▼目次


  • サイズ
    近頃はコンパクトサイズが人気
  • 素材
    長く使うなら天然木がベスト
  • デザイン
    座って、触って、確かめてみよう
  • 使い方
    使っている姿をイメージしてみる
  • 価格
    品質とのバランスが重要!

サイズについて

コンパクトなデスクが人気

住宅の構造上、幅や奥行きに制約がある場合はサイズから選びます。
兄弟で机を2〜3台並べて使う場合などは特に重要です。
最近では70cmくらいからいろんなタイプのデスクがあり、探すのも楽しみですね。

近頃はタブレット端末を使う小中学校が増えていて、デスク周りに教科書や参考書をたくさん置かなくてもよくなっているようです。
省スペースのデスク、天板が折りたためるライティングデスクも検討されてはいかがでしょうか。

ライティングデスク アルダー材 幅89cm
デスク + 上置 セット May
ライティングデスク アルダー材 幅70cm
Pure

素材について

長く使うなら天然木がベスト

素材については、大きく「天然木」と「天然木以外」の2つに分けることが出来ます。

天然木ならアルダー、ウォールナット、タモ、オーク、楠、ヒノキなど、
天然木以外では、合板、MDF、樹脂、ガラスなどがあります。

デスク・ワゴン2点セット 幅105cm アルダー
ウォールナット材 デスクセット 1070 幅107cm 木と風
70cm幅 ライティングデスク スツール セット 大雪木工 macaron
学習机 デスクセット 幅100cm senovi
1100 デスクセット 昇降セット/デスク +昇降ワゴン/Sable
無塗装 ひのきのデスク 幅100cm Albero

長く使うなら天然木をオススメします。
その理由は、天然木にしか出せない質感や手触りがあり、長い目で見て結局長持ちするからです。

最近の住宅や家具には、統一感、断熱性やコストなどの理由により、天然木以外の素材が多く使われています。
合板やMDFといった天然木以外の素材は、表面を綺麗に見せるためプリントシートを貼ったり、樹脂でラッピングしています。
長く使っているうちに、接着が剥がれたり、表面がこすれて下地が見えてくることがあります。

また、接着剤を使っているということは必然的に化学物質を含むため、健康志向の方や化学物質過敏の方は注意が必要です。

デザインについて

座って、触って、確かめてみる

お部屋の雰囲気や好みで意見が分かれるところですが、使用した際にストレスのないデザインを選びたいですね。
実際に座ってみて、以下のポイントに注目してみてください。

  • 引出しが開けやすいか
  • 棚に手が届くか
  • 座った状態で机の高さが合っているか
  • 体と触れて痛くなるようなところや違和感はないか
    (私ごとですが、化粧板に面張りテープを貼ったデスクで、天板のエッジに触れて腕が痛くなった経験があります)

小さなお子さまの場合は、高さ調節が出来る椅子と組み合わせたり、天板昇降タイプの机を購入するなどして、成長に合わせてマッチするよう選んでみてください。

MUCMOC 2点セット デスク+チェア
学習椅子 レオ 布座

使い方について

使っている姿をイメージしてみる

小学生の間はリビング学習でお母さんとダイニングテーブル、中学生になったらマイルームに簡易デスク、大学生や大人になってから自分好みのデスクを選ぶ。
生活様式に合わせてその時々の使い方をする方法もあります。

短期間使うのか、ずっと使うのかも重要な要素です。
大人になっても長く使うなら、モノを大切にする心や愛着が持てる机を選んで欲しいです。

価格について

価格と品質とのバランスが重要

学習机が必要な子どものいる世代の家庭は、教育費をはじめ多くの出費があるものです。
高額なものの方が品質が良いとは分かっていても、予算には限りがあります。
それでも使っている途中で壊れたり、使い勝手の悪さで嫌になったりするのであれば、最初から気に入ったものを購入する方が良いと思います。

安心できるお店で出来るだけ品質の良いデスクをお探しください。