一生ものの家具を選ぶ
クスの木を使った家具の特徴と魅力

「楠」といえば、神社の御神木が身近ですね。
国内では、九州から西日本の比較的暖かい地域に多く生育しています。
注意して見るとあちこちにあるんです。
私たちの町では小学校のグラウンドにも植えてあります。
大きな枝っぷりは、ドンと構えて子どもたちを見守ってくれているようです。

楠の特徴はなんといっても防虫効果。
楠からできる天然の防虫剤は樟脳(しょうのう)です。
昔は、この樟脳をタンスの引き出し一段ずつに入れていたものです。
桐のタンスが調湿作用と忌避効果で衣類の保管に適しているように、楠にも桐に負けず防虫効果があるので収納家具に適しています。
また、楠はその香りに覚醒効果があり、集中したい勉強部屋の家具としてもおすすめです。
さて、楠の木がなぜ御神木に多いのでしょうか?
楠は樹齢が数100年から1000年級のものまで、全国的に多く残っています。
大木になるとその枝の張り方から、他を圧倒するような存在感があります。
広島には被爆した楠があちこちに有りますが、その生命力で焼け野原の中から見事に返り咲いて枝を張っています。
私見ですが、
御神木になっている理由には、そんな存在感や生命力などにあやかるという意味もあるのではないでしょうか。
特徴のある楠の香りを楽しむ、
それこそが楠の最大の魅力です。

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