ベビーベッドの選び方


赤ちゃんをお迎えする前に
知っておきたいベビーベッドの選び方


出産前に準備したいアイテムのうち、一番迷うのがベビーベッドかもしれません。
サイズも機能もいろいろで、何を選んだらいいのか迷ってしまう方も多いはず。
そもそも短い期間しか使わないものなのに、本当に必要なの?などと考えてしまったり。

ベビーベッドの最大の目的は、赤ちゃんにとって安全なスペースを確保するということ。

大人のベッドや布団で添い寝した場合、大人が寝返りした際に圧迫してしまったり、ベッドから転落してしまうといった危険があるため、少なくとも1歳半ごろまではベビーベッドを使用することが推奨されています。


この他のメリットとしては、お世話が格段に楽になるということが挙げられます。
ベビーベッドには、授乳やおむつ交換にも便利な機能が備わっていて、育児の強い味方になってくれます。

どのサイズや機能を選ぶかは、ご家庭の生活スタイルや、赤ちゃんのお世話において何を重視するかによっても変わってきます。
今回は、ビッグモリーズで取り扱っている大和屋さんのベビーベッド3種を詳しく比較してみました。
この他のメーカーの商品を検討している方にも、どういった機能が必要なのか、参考にしていただければと思います。

▼目次


ノモック

基本的な機能を備えたスタンダードモデル

長辺、短辺の両方に開閉扉あり。
ハイタイプで使用すればおむつ替えなどがしやすく、低く設定すれば床メインの生活にもマッチします。
ベビーベッドには珍しいグレー色があるのも特徴。

レギュラーとミニの2サイズ展開
最上段約76㎝から最下段15㎝まで、12段階で高さ調節可能
長辺側の扉は上下スライド式
短辺側に開閉扉
最下段に設置すれば床メインの生活にもマッチします。
おしゃれなグレー色あり

リリト

最小サイズかつ折りたたんでコンパクトに収納

家事や仕事に合わせてスムーズに移動ができるコンパクトサイズ。
折りたたみができるのが大きな特徴で、里帰りやお引越しで持ち運ぶ必要がある場合や、一時的に小さくして収納しておきたい場合に便利です。
また、あまり広さのないスペースで使いたい場合にも場所を取りません。

廊下などの狭い場所でも移動がスムーズ
長辺側に上下スライド扉つき
持ち運びや収納の際、小さく折りたためます。
コンパクトだから、場所を選ばず使用できます。

そいねーる

添い寝に特化したベビーベッド

大人ベッドや布団に合わせて添い寝ができるタイプ。
高さが20段階と細かく調整ができるので、床敷の布団にも、ベッドにもぴったり合わせられるのがポイント。
3つの中では最も長い6歳程度までを対象としているので、その後の生活スタイルをどのように移行していくか、じっくり計画的に考えることができます。

ラージとミニの2サイズ展開
ラージは6歳程度まで使用可能
最上段61cmから最下段6.5cmまで、20段階で高さ調節可能
お布団にくっつけて添い寝ができます。
長辺側の扉は取り外せます。
短辺側に開閉扉
ベッドに固定するベルト付き

比較表

ノモックリリトそいねーる
全体サイズ(約)レギュラー:幅132×奥行77×高さ123.5cm幅85×奥行54×高さ100cmラージ:幅147×奥行67×高さ124cm
ミニ:幅102×奥行67×高さ123.5cmミニ:幅102×奥行67×高さ124cm
対象年齢新生児~24か月新生児〜1才ラージ:新生児~6才
ミニ:新生児~24か月
耐荷重(約)20kg12kg50kg
床板サイズレギュラー:120×70cm85×54cmラージ:135×60cm
ミニ:90×60cmミニ:90×60cm
専用マットレスなし付属付属
ミニ:なし(専用マットレスカバー付き)
素材(塗装)本体:パイン材、化粧合板(ラッカー塗装)
高さ調節(約)12段階:76㎝~15㎝6段階:6cm刻みで41~65cm20段階:3cm刻みで61cm~6.5cm
折りたたみ不可不可
キャスターあり(取り外し不可)あり(取り外し可)
開閉扉長辺側:上下スライド扉
短辺側:開閉扉
長辺側:上下スライド扉長辺側:取り外せる扉
短辺側:開閉扉
カラーナチュラル・グレー・ホワイトナチュラル・ホワイトナチュラル・ホワイト
本体重量(約)レギュラー:16.0kg12kgラージ:18kg
ミニ:13.5㎏ミニ:14kg
安全性PSC・SG検査 合格
※2024年現在 仕様は変更になる場合があります。

最後に

一般的なベビーベッドのサイズにはレギュラー(床板サイズ120×70cm)と、ミニ(床板サイズ90×60cm)があり、市販のマットレスや布団などの寝具もこの2サイズに対応しています。
リリトはこれより更に小さく、床板サイズ85×54cmと特殊なサイズであるため、市販の寝具を探すのは少し大変かもしれません。

いずれの場合も、安全性についてきちんと配慮したものを選ぶことが重要です。
PSC・SG検査合格※の証明があると安心ですね。

いつごろまでに準備したらいいのかというご質問をいただくことがありますが、ベストは出産前に揃っているのが理想的です。
出産後は何かと慌ただしく、じっくり選ぶ余裕がない場合もありますので、事前に検討して早めに注文しておくのがおすすめです。


PSCマーク
生命または身体に対して危害を及ぼす恐れが多いとされる「特定製品」が、経済産業省の安全基準に合格していることを証明するマークです。
ベビーベッドはこの「特定製品」にあたるので、PSCマークを取得しないと販売できません。

SGマーク
製品安全協会が定めている安全基準に合格していることを示すマークです。

表示や取扱説明書の内容が細かくチェックされるほか、強度や材料、構造なども入念に確認されます。
また、SGマークがついているベビーベッドは、製品の欠陥によって事故が起こった場合の補償も行われます。

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